歌と声の人

テノール歌手 はじめました

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年日本音響学会誌 小特集「歌声の科学」の感想

榊原健一”世界の歌唱法 様々な歌唱様式におけるsupranormalな声”(2014 No70 vol.9 ) ・声帯振動から歌声を概観した上で多様な歌唱法を紹介する論文としては良い内容だけれど、レビュー論文として見るにはもうちょっと詳しく突っ込んでないと引用する部分も…

「旅の歌」

女声ばかりが歌っている曲、これを男声が歌わないのはもったいないというのはよくあったが、旅の歌を聴きなおしていてはじめて、男声のものだけれど女声が歌うべきだと感じた。こんなのははじめてだ。 女声ばかりでもったいない曲はマスカーニの歌曲全般、そ…

歌手自身の声のうるささについても考えただけになってたなー

ヘッドホンで録音を聞きながら歌って、ヘッドホンをずらして自分の声を聞こえるようにしてさらに歌って、としたところ、かなりの大音量で再生しているけれど、録音の音量と自身の声の音量が大差ないような感覚。部屋が狭いからというのもあるかもしれない。 …

いわゆる合唱声をいつかなんとかしよう

5人と10人と30人の合唱の声は、人数が聴き分けられるのか? おそらく合唱の一声部の人数が多くなるほど中性顔みたいに中庸の声になっていくはずで、合唱の人数の違いの演奏上ではなく音楽上録音上の違いの意味合いみたいなところはおそらく話がされていない…

You Raise Me Upの録音

2013年7月6日に行われた「ケリーベルクワイア ハンドベルコンサート」で演奏した"You Raise Me Up"の録音をアップロードしました。テノールとハンドベル用に編曲していただいた上での演奏です。

アイトラッキングのソフトウェアがオープンソースだったとは

簡易視線追跡 - ならば ITU Gaze Tracker アイトラッキングがオープンソースのソフトであるとついさっき知ってびっくり、そんなものがそんなに前からあったなんて。 先に挙げたブログで使用例の画像があったが、将棋なんかも着目点がわかると重要と判断して…

第3回電王戦第2局の感想

情報を追えば追うほど話の流れがわからなくなるところだったが、確率の低い初手を引くことがあるのだから、貸出中が大丈夫なまま本番で深刻なフリーズ等のバグが起きることもまた普通にあり得たことなのだろう。そう思うと滞り無く10時間の番組が楽しめたこ…

記事を書くとしてどういう記事を書くかの方針がまだ定まらない。音源は必要にも思える。 プロフィールと業績を未来記事にしてブログトップにしておいて、その上でふつうにブログにするというのは。

音響学会の発表を期にブログを作成しました。ホームページでいいのにね。 よろしくお願いいたします。

プロフィール

1985年名古屋市生まれ。東海高校卒業、東北大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了。東京藝術大学大学院音楽音響創造博士後期課程に所属。専門は発声学。音響学会会員。 これまでに声楽を移川澄也、Bruno Rufoの各氏に師事。現在はAlberto Cupido、黒…

業績

【論文】 鈴木雅人 人は録音された歌声のラウドネスを推測できるか?―録音再生された歌声と実際の歌声の比較― 音楽文化学論集 東京藝術大学大学院音楽研究科 第4号 2014年3月 pp.103-115 【口頭発表】 鈴木雅人, 亀川徹, 丸井敦史 提示音圧の違いに対応する…